開催報告♪「オトナの遠足(蔵元見学ツアー)~神奈川・瀬戸酒造店~」

「酒田錦」復活。瀬戸酒造店へ、オトナの遠足♪

2018年10月14日、涼やかな秋の日に、神奈川県・開成町の瀬戸酒造店を訪問しました。

瀬戸酒造店は、慶応元年(1865 年)創業。
1980 年から自家醸造を中断していましたが、2018 年、醸造を再開しました。

単なる酒蔵再建のみならず、町おこしの一旦も担っている、新社長の森氏自ら、駅までの送迎と蔵案内をして下さいました。

トゥクトゥクが駅までお出迎え!

こんな演出、他にないですよね。
とっても可愛いトゥクトゥクに乗って、道行く人の視線を浴びながら、蔵へ・・!

瀬戸酒造店に到着。仕込み水が美味しいです。

シンボルとして、昔の煙突は残しているそう

新生・瀬戸酒造店の4つのこだわりを、まず伺いました。

  • 全量小仕込みで丁寧な造り
  • 丹沢山水系の深層地下水を仕込み水に使用
  • 和釜の蒸気理論の甑による蒸米技術
  • 箱麹法による丁寧な製麹

新築の蔵の中は、どこもかしこもピカピカ

この3月からこの新しい蔵で、新たな杜氏を迎えてスタートした酒造り。

全て手探りながらも、腕利きの杜氏の感覚は素晴らしく、はじめから良い酒ができ、特に、やめようと思っていた本醸造「酒田錦」の出来栄えは素晴らしかったそうで、
”今想えばやめなくてよかった”とは、社長談。

小ロットで、多種類を、ほぼ四季醸造で。

12/1には、新商品2種が新たに加わるそうです!

ずらり並べて試飲させて頂きました

主に3つの部類に分けられている瀬戸酒造店のお酒。

①酒田錦
足柄平野の米と、かつての酒蔵に根付いていた酵母を受け継ぎ、幕末から続く瀬戸酒造店の代表銘柄を復刻

②セトイチ
様々な顔つきの日本酒を提案するべく、「誰と、いつ、どんな肴で飲みたい酒か」をイメージした、味わいの異なる 8 種の日本酒
※12/1に、新商品2種が加わる予定

③あしがり郷
開成町の町花、あじさいの花から抽出した酵母で醸した、この町ならではの日本酒。白ワインのような爽やかな酸味。

どれを買って帰ろうか・・?真剣にきき酒

セトイチのラインナップは、「いざ」、「はるばる」、「手の鳴る方へ」、「月が綺麗ですね」、「ぴいひゃら」、「かくかくしかじか」と、ネーミングが何とも詩的。

そこに込められた、ストーリーを蔵元から直接聞きながら試飲していると、時が経つのも忘れてしまいます。

帰りもまた、トゥクトゥクで送ってもらいました

参加者の皆様とは、その後、恒例の懇親会を。
楽しく、充実した、秋の一日となりました。

瀬戸酒造店

(住所)神奈川県足柄上郡開成町金井島17
(電話)0465-82-0055
(定休日)月・火・水

オンラインショップからもお求めいただけます。

お知らせ

2018年12月22日、本牧 まかど豆松にて蔵元を囲む会を開催します!
「桜酒亭の日番外編~瀬戸酒造店の蔵元をお迎えして」
■詳細:FBイベントページをご覧ください
■お申込み:本牧まかど 豆松までお電話にてご予約を