開催報告♪「オトナの遠足(蔵元見学ツアー)~東京・田村酒造場~」
「嘉泉」を醸す田村酒造場へ、オトナの遠足♪
2018年3月9日、嵐の過ぎ去った後に、東京都、福生の田村酒造場を訪問しました。
田村酒造場は、文政5年(1822年)創業。歴史と文化を感じられる、重厚感のある蔵元です。
酒蔵のみならず、敷地内の水車小屋や石垣なども、国の登録有形文化財に登録されています。
当日は、営業部の牛久様が蔵をご案内下さいました。
今は使われていない煙突にも文化財登録の証が
昔は、ここから先は女人禁制だったそう
昔は、酒造りには女性は関わるどころか、造りの場に立ち入ることも許されなかったそうですが、現在は女性の蔵人さんも働いていらっしゃいます。
仕込み終盤で、タンクの中を見せて頂けました
酒粕はがしの名手
この、アコーディオンのような機械(ヤブタ)で、もろみを搾り、液体と酒粕に分けていきます。
ちょうど、布の内側に貼り付いた酒粕をはがしている作業風景を見ることができました。
ぺりぺりと、簡単に綺麗にはがせそうに見えですが、実は難しいのだそう。
特注の角型タンクが整然と!
とにかく、どこもかしこも整っていて、ピカピカなのに驚きましたが、中でもこの角型タンクには目を見張りました。
サイズを指定して特注で造らせたという、小ぶりのタンクが、冷蔵室にきっちり並んでいました。
たっぷりの試飲タイム
平成29年東京国税局酒類鑑評会(東京都、千葉県、神奈川県、山梨県)の清酒吟醸部門において、優等賞(しかも主席)を受賞した「大吟醸 對鴎(たいおう)」は、なめらかで気品あふれる香りが素晴らしく、皆無口になったほど。
最後に、恒例の記念撮影!
蔵の中だけでなく、「嘉泉」の由来となった、井戸や水車小屋、ご神木などについても、とても丁寧に説明頂き、歴史の勉強にもなりました。
造り最中のお忙い中、とても親切丁寧にご案内下さり、ありがたい気持ちでいっぱいの中、蔵を後にしました。
参加者の皆様とは、その後、福生の街を散策し、懇親会を。
楽しく、充実した、初春の一日となりました。