酒蔵見学『晴雲』(せいうん)晴雲酒造/埼玉県

晴雲酒造(埼玉県比企郡小川町)

創業 明治35年(1902年)の酒蔵、晴雲酒造を訪れました。

住所)埼玉県比企郡小川町大字大塚178-2
最寄り駅)
・東武東上線「小川町」駅下車、徒歩12分
TEL.)0493-72-0055
見学)可/無料 
※10名以上で予約の場合、仕込み蔵を案内下さいます(日祝定休)

「有機の郷・小川町」ならではの酒を、手造りで

晴雲酒造は、関東平野の西のはずれに位置し、外秩父の緑豊かな山々に囲まれた小川町にあります。

小川和紙を育んだ盆地特有の冬の冷え込みは、吟醸造りに適していることから、
関東有数の銘醸地「関東灘」とも呼ばれています。

ブランド名は初代”徳太郎”が富士山登拝の折り、山頂にて仰ぎ見た風景に感慨にひたり詠んだ
「仰ぎ見れば 心の空も 澄みわたる あゝ晴雲」という句に由来しているそうです。

当日は、田村課長が案内して下さいました。

こんこんと湧き出る「玉の井戸」の仕込水

荒川の支流である「槻川」(つきがわ)の伏流水は、ミネラルが豊富な硬水。
この水で仕込むお酒は、キレのある辛口に仕上がります。

この日はとても暑かったのですが、
まずは、売店入口で、仕込み水を頂き、一息つきました。

自社精米をされています(精米所外観)

原料米は主に、地元埼玉県産米を優先して使用されています。
しかし、味わいに応じて、「山田錦」・「美山錦」・「五百万石」などの県外の酒造好適米も厳選しているそうです。

土蔵の旧仕込み蔵

ひんやりとした土蔵では、清潔第一・信頼第一をモットーに、
丁寧な酒造りをされています。

見学後は、お楽しみの試飲

最新の試飲機で、季節にあったおすすめのお酒の試飲をさせて頂きました。

個性はそれぞれですが、共通して感じたのは、
”キレが良く、米・水・酵母の特徴を活かしたお酒”
という印象でした。

数々のコンテストで優秀な成績を残されているのも、さすがです。
令和6酒造年度全国新酒鑑評会「金賞」受賞おめでとうございます!

晴雲オンラインショップはこちら

同じ敷地内に、地元農家が丹誠を込めて育てた野菜使った料理を楽しめるレストランもあります。自然処 玉井屋(レストランは水曜定休)

グループで記念撮影

今後も、小川町だからこそできる、地元で愛されるお酒を造って下さい。

楽しい学びをありがとうございました。

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2025.6.17