川場村の豊かな自然の恵みを、水芭蕉にのせて・・

群馬県利根川郡川場村にある酒蔵、永井酒造へ行ってきました。
(2017年4月の記録です)

全国ブランド「水芭蕉」、地元向けブランド「谷川岳」の 2 ブランドを展開されている永井酒造は、明治 19 年、初代当主の永井庄治氏が、川場村の水の良さに惚れて創業したそうです。

仕込水は、ほのかな甘さを感じる硬度60の軟水で、その水を飲むと、永井酒造の、エレガントな 酒質の理由が分かります。
酒米は、「水芭蕉」には、特A地区の山田錦と、川場村の雪ほたかを使用。
「谷川岳」には、五百万石、美山錦を使っています。

1989年にカナダから蔵に戻り社長となられた、兄の彰一氏が、「米の持つ力、魅力を存分に引き出した新しい形の日本酒を世界に発信してゆきたい」と、思い切って酒造りを方向転換し、1994年に建設した新工場は、とても広く、また、すみずみまでピカピカでした。

整理整頓!清潔第一!!

広々とした空間の隅に、整然と並べられた道具。
また、蔵人さんは、酒造りの工程ごとに、着替えるのだそう。
「そこまでしているのは、うちぐらいではないでいでしょうか。」と、若き副杜氏、角田氏がおっしゃっていました。

伝統を守りながら、常に模索する精神

一般の蔵見学では入れて頂けない、貯蔵室に、特別に入れて頂きました。
そこで、初めて目にしたのが、発泡ポリウレタンを巻いて断熱をした貯蔵タンクです。
谷川岳普通酒以外の酒はすべて、生で低温熟成させ、毎月、利き酒をして味わいが載ったことところで出荷するようにしているそうです。
どのお酒にも通じ、フレッシュさを感じるのは、この生貯蔵によるのですね。

「MIZUBASHO PURE」が、awa 酒として認定!

2008年に誕生した、伝統的な日本酒製法に、炭酸を充填するのではない、瓶内二次発酵という製法で造られた、本格派スパークリング日本酒です。
キメの細かい泡と、優しく上品な香り、甘すぎないけれどフルーティな味わいは、食前酒にピッタリ。
2017 年現在、8蔵で立ち上げられた“一般社団法人 awa 酒協会”の厳しい基準を通ったスパークリング日本酒として、これから、世界中の方々が集まる東京オリンピックに向け、日本酒で乾杯! の一役を担うことは間違いないでしょう。

 蔵カフェ/古新館でお食事とお買い物

昔の蔵を改造して作られた、木の温もり豊かな「古新館」では、お食事や水出しコーヒーも愉しむことができます。
木の温もりを感じられる、ゆったりと落ち着いた雰囲気の店内は、都会の慌ただしさを忘れさせてくれます。
また、古新館では、試飲と買い物を。
一通りきき酒をさせて頂きましたが、どのお酒を頂いても、やはり、”水の綺麗さ”を実感できました。

その中で私は、現杜氏と全く同じ原料と条件のもと、副杜氏が責任をもって造られたという、「谷川岳 純米大吟醸 一意専心」を購入しました。

真っ赤なラベルに見合い、冷やしトマトに合うような、フルーティかつキリリとした味わいでした。 これからの飛躍に期待大です!

ここまで来て立ち寄らない人はいない!「田園プラザ川場」

川場村の基本構想である「農業と観光」の集大成の事業として、1993 年に設立されました。
雪ほたかのおにぎりや、雪ほたかビールなども販売されています。
豊かな自然の中で、のんびり、 ゆったりと過ごすには、最適ですね。

ご案内下さった、角田副杜氏、川嶋様とスリーショット♪


柔らかくエレガントなお酒を醸すのは、やはり、イケメンでした・・。
皆様もぜひ、優雅なお酒を味わいに、川場村へ足を運んでみて下さい。